モバイルサイトは読みやすく行間をあけましょう!
皆さんこんにちは。
WEBデザイン西野 代表の西野です。
今回は「モバイルサイトの行間」についてお話ししていきたいと思います。
WEB上のルールとは
初めから、違うことをお話しするようですが、実はここを理解して頂かないとこの後読んでもらう記事は何の役にも立ちません。
まず理解して頂きたいのがウェブには具体的なルールは存在しません。
日々の進化する技術やユーザーの行動からなる情報など、日々変化していきます。その中で業者は考え、一番いい制作を行います。
ユーザーの目の流れは良いのか・文書のおかしいところはないか・伝えたい事が伝わるサイトになっているかなど、沢山の考えから一つの答えを導き出すのです。
ですが、完全にルールが無いわけではありません。
ホームページ界の法の番人「Google」があります。全世界のユーザーがGoogleを使って検索していますので、Googleが準ずるルールに従って制作しないと検索順位の上位に入りにくいのも事実です。
それでは、Googleは勝手に独自のルールを作っているのではないかと考える方もいらっしゃるかと思いますが、実はそうではありません。
Googleは検索エンジンから得た情報やアカウントを使って情報を日々入手し、それを使って新しいWEBのルールを作っています。
モバイルフレンドリー(詳しくはこちら)のルールが出来たのもその理由です。
現在の適正な行間は?
Googleが推奨する行間のサイズは「1.2em」です。
これは、一文字の高さ×1.2と考えて頂いて結構です。
このサイズが一番読みやすい行間でユーザー自体も違和感なく読んでいる事が分かりました。
本を読んでいると目が途中でどこを読んでいるのか分からなくなる時があると思います。
WEB業界ではそれは危険なことで直ぐに離脱する恐れがあるので、そう言った見やすや違和感などをなるべく少なくしてちょっとでも滞在時間を増やせるようなデザインとサイト構成が必要なのです。
また、上記で説明した通りGoogleは法の番人ですので、Googleが提唱する行間も守らないといけません。それでもフォントサイズやフォントの種類によって読みやすさは変わってきますのでそこは準じて変更した方がいいでしょう。
この様にクライアントの要望やGoogleの定めるルールなど考慮していくと適切な物はだんだんとルールになっていくという事です。
スマホではどうした方がいいの?
AndroidとiOSでは基準としているルールが違います。
Androidでは具体的な行間のルールはありませんが、iOSではiOS7から追加された機能「Dynamic Type」に対応することを推奨しています。
Apple社はユーザーに「読みやすさを優先」しているため、ユーザー側でフォントのサイズを変更する事ができ、具体的な規定はないのですが、文字を大きくしてもしなくても読みやすい行間にしておくことが重要でしょう。
もし、御社のスマートフォンサイトがフォントサイズを変更したときに行が重なるようであれば、直ぐに修正してもらった方が良いでしょう。